SSブログ

クラウンメイクで遊ぼう!(2) [クラウンメイク]

準備

①髪をバンドなどで留めます。
②顔をよく洗います。
③かぶる衣裳(Qの場合はボーダーのシャツです)だけは、身につけてその上からタオルをかけます。
④新聞紙を、テーブルの上だけでなく座る場所や床の上にも敷きます。自宅ならともかく、現地でメイクをする場合には、使わせていただいた部屋を汚さないのが鉄則です。

白塗り

⑤私は下地を使っていませんが、肌の痛みやメイクののりを気にする方は使った方がいいと思います。
⑥「クラウンホワイト」を左手(利き手の反対)の甲の側の親指と人差し指の間の場所に、「ヘラ」などで取ります(パレットの代わりです)。ヘラでこねてなじませます。
⑦私は「クラウンホワイト」を、右手(利き手)の人差し指につけて顔に塗っています。「毛筆」で輪郭だけ描いておき、後で中を塗るという方法もあります。やりやすい方法を選ぶといいでしょう。どこを白く塗るかは、クラウンの種類や個性によって違うと思います。私の場合は目の周りと口の周りしか塗りません。鏡を見ながら額の右側から、眉、目の周り、目の下と塗っていきます。ドーランは、水をつけたスポンジで伸ばすのが一般的ですが、屋外で長時間もたせるために、多少厚く塗っておきます。厚く塗ることで眉をつぶすこともできます。目の周辺が難しいのですが、とりあえずざっくり塗っておきます。左側も塗ります。額のどのあたりから塗るのかは、表情を作ってみるとここだという場所が見えてきます。クラウンは表情が命なので、特に喜怒哀楽の大きな表情を作りながら塗っていくことがコツです。
⑧「毛筆」を使って目のあたりの細かいところに、クラウンホワイトを塗ります。目の縁には「アイライン」を入れるので、そこは塗らないように気をつけます。睫毛についてもとりあえずこの時には気にしません。後で取り除きます。指で塗った場合は、輪郭がはっきりしないことがあります。はみ出してしまったクラウンホワイトを塗らした「綿棒」を使って取り除きながら輪郭を作るといいでしょう。
⑨口の周りに塗ります。私の場合は笑って口角を上げたときに、円形にふくらむ頬のあたりからアゴまで塗っています。こうすることで笑顔が強調されます。
⑩白を塗り終えたら「パウダー」を白い部分につけていきます。パフに「パウダー」をつけて、白い部分を抑えます。パフ本体にクラウンホワイトがつかないように、一回ごと「パウダー」つけて抑えていきます。最後に指と掌で塗った場所を抑えてクラウンホワイトとパウダーをなじませます。、そして指や掌にクラウンホワイトがつかないことを確認します。指や掌にベタっとつくようであれば、さらに「パウダー」で抑えます。
⑪「ハケ」を使って余計なパウダーを落とします。最初は大きなハケで全体的に、次に小さめのハケで細かいところを丹念に落とします。このとき、衣裳や新聞紙の敷いていないところにパウダーが飛び散らないように気をつけます。

DSC_0025 (640x480).jpg
DSC_0026 (640x480).jpg
DSC_0028 (640x480).jpg

色を塗る

⑫次は色を入れます。私の場合は目の周りに青、唇と口の端に赤を入れるだけです。まず、毛筆を使って、額の右側の白く塗ったところを縁取りするようにこめかみまで塗ります。
白く塗ったところに上塗りしてしまうと、色が薄くなってしまうので外側に塗ります。同じ太さよりも太い細いの変化をつけた方が美しいと思います。馴れないと左側が難しいです。この青いラインはクラウンの眉毛です。
⑬赤を口の端に塗ります。口角を上げたときに唇の端に円形の部分ができます。そこを中心に赤く塗っておくと、笑顔が引き立ちます。唇は下唇を厚く塗る方が優しい表情になります。口を開いた状態で少し中まで塗り、すぐにパウダーで抑えましょう。口を閉じると上下の赤がついてしまうからです。唇を指で抑えて、赤がつくようならもう一度パウダーをつけます。
⑭鼻にはあとで「クラウンノーズ」をつけますが、私は鼻の頭も赤く塗っておきます。万一、鼻が取れたときのためです。実際、子どもに鼻をもがれたこともありますし、汗で取れてしまったこともあります。子どもの夢を壊さないようにするためです。これは先輩のクラウンに教えてもらいました。
⑮赤い鼻をつけたクラウンは酔っ払いなので、私の場合目の下からこめかみにかけてと目と目の間に少し濃い目の「肌色のドーラン」を塗っています。ちょっと顔が赤い感じになります。また、これはちょっと年齢を、つまりシミを隠す意味もあります。
⑯目の上と下に縦線を入れます。黒を「毛筆」で塗るか、「アイライナー」「アイペンシル」を使います。笑ったときに本来の目とこの線とが十字になるようにします。片目ずつつぶって反対の目を描きます。難所の一つです。
⑰色をすべて塗り終わったら、塗った部分だけパフでパウダーをつけていきます。パフ本体に色が付かないように確認しながら、しっかりパウダーで抑えます。他の部分に色がついてしまうとなかなか修正できないので、慎重にやります。最後に塗った部分を指で抑えてパウダーをなじませます。色が指につかないか、パウダーがしっかりついているか確認します。それから、小さなハケを細かく動かして余計なパウダーを落とします。線のところは線に沿って落とします。慎重にやりましょう。

DSC_0027 (640x480).jpg

続く……

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。